泣いて馬謖を切る

吉川英治版の三国志によれば、その背景は、

  1. 劉備は死に際して「(馬謖は)口先だけの人物なので重要な局面で使ってはならない」と遺言していた
  2. 馬謖は、諸葛亮の「街道を押さえよ」という命令を無視して山頂に陣を張り、敗退した
  3. 諸葛亮は、馬謖の処断について自らの不覚のためであると後悔し泣いている

というような感じだと思うのですが。