1855 年の安政江戸地震と 1894 年の明治東京地震

マグニチュード8クラスの関東地震よりも規模のやや小さい、マグニチュード7クラスの南関東直下型地震とされています。前者が 1703 年の元禄地震や 1923 年の関東地震相模湾震源とするものの、後者は東京湾北部が震源となり、首都直下で起こることが想定されているようですね( 1923 年の関東地震の 11:58 の本震に続き 12:01 に発生した余震は東京湾北部が震源とされているので、双方がほぼ同時に発生したのかもしれませんが)。東日本大震災で発生確率が高まったとされる立川断層は、活動した際の記録が無いことから被害の予想が想定の域を出ない怖さが有ると思います。
地盤の軟弱なところ程、強い揺れに襲われたそうですので、東京都心の場合は iPhone アプリの今昔散歩などで過去の現在地が河川や湖沼、海であったかどうかチェックしておくことも心の準備になるかと思います。

関東平野直下の地震と1855年安政江戸地震
明治東京地震 - Wikipedia